Access  VBA
VBA
名前付け規則
最大で255文字。英文字で開始。英文字、数字、およびアンダスコア (_) を使用。

使用不可: 区切り記号とスペース、Visual Basicのキーワードと同じ名前。
※キーワード:Visual Basicが言語の一部として使用する名前。
If、Loopなどの定義済みのステートメント、Len、Absなどの定義済みの関数、Or、Modなどの演算子。
並べ替え順序
日本語の文字は、以下の順序で並べ替えられます。

○ひらがなとカタカナは、五十音順に並べ替えられます。
○英文字は、アルファベット順に並べ替えられます。大文字と小文字は区別されません。
○数字は降順に並べ替えられます。
○英文字と記号は、全角と半角が区別されません。
○ひらがなとカタカナ以外の漢字、記号、およびその他の文字は、Shift-JIS コードの順番に並べ替えられます。
○かなの五十音順は次のとおりです。
・長音 () は前の音節の母音と見なされます。たとえば、"" は "" として扱われます。
・繰り返し文字 () は前の文字と同じ文字と見なされます。たとえば、"" は "" として扱われます。
・清音と濁音は、清音、濁音、半濁音の順序で並べ替えられます。
○ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナは区別されません。

演算子の優先順位
算術演算子(+) → 比較演算子(=) → 論理演算子(And)   の順序で評価される。

単位
プロパティシートでは → cm
VBAでは       → twip
1cm  =  567twip
1inch =  1440twip
1inch =  2.54 cm

評価
True -1 Yes on
False 0 No off

演算子
・Not 演算子 変数=Not (式) →ex>式がTrueなら、変数にはFalseが代入

・Mod 演算子 2 つの数値の除算を行い、その剰余を返す。剰余は整数に丸められる。割算の余り。
  変数名 = 数値1 Mod 数値2
  Keisan = 12.6 Mod 5   →3 を返す。

VBAでの記述
コード内での改行 & _
行ラベル ラベル名:
コントロールへの値の代入 Me![コントロール名] = 値
プロパティ [コントロール名].プロパティ
※RecordSourceテーブルのフィールド名の場合もあり。


データ型
Text
テキスト型
255 バイトまたは"FieldSize/フィールドサイズ"プロパティで設定される長さの、いずれか小さい方のサイズ以内。テキスト フィールドの未使用部分の領域は確保されない。
テキスト、またはテキストと数字の組み合わせを格納。
Memo
メモ型
65,535 文字まで。メモ型フィールドがDAOを通じて操作され、テキストとバイナリデータでない数値のみが格納される場合、メモ型フィールドの最大のサイズは、データベースのサイズと同じ。
長いテキスト、またはテキストと数字の組み合わせを格納。
String
文字列型
可変長文字列  約 2GB (2^31)       10バイト+文字列の長さ固定長文字列  1〜約2GB (2^31)   文字列の長さ
Number
数値型
1、2、4、または8バイト。 レプリケーションIDは16バイト。
数学的演算で使用する数値データを格納。
Byte
バイト型
1バイト    0〜255の範囲の単精度の正の数値を格納。バイナリ データを格納
Integer
整数型
2バイト-32768〜32767
Long
長整数型
4バイト-2,147,483,648〜2,147,483,647
Single
単精度浮動小数点型
4バイト  小数点以下有効桁数 7桁負数、-3.402823E38 〜 -1.401298E-45 の範囲の数値。正数、1.401298E-45 〜 3.402823E38 の範囲の数値。
Double
倍精度浮動小数点型
8バイト  小数点以下有効桁数 15桁負数、-1.79769313486231E308 〜 -4.94065645841247E-324 の範囲の数値。正数、1.79769313486231E308 〜4.94065645841247E-324 の範囲の数値。
Decimal
十進型
12バイト  小数点以下有効桁数 28桁-10^38 -1 〜 10^38 -1 の範囲の数値。(.adp)-10^28 -1 〜 10^28 -1 の範囲の数値。(.mdb)
ReplicationID
レプリケーションID型
GUID (Globally Unique Identifier)レプリケーションで一意の識別子を設定するためにAccessデータベースで使用される16バイトのフィールド。GUIDは、レプリカ、レプリカ セット、テーブル、レコードなどのオブジェクトの識別に使用される。(Accessデータベースでは、GUIDはレプリケーションIDと呼ばれる。)
Date/Time
日付/時刻型
8 バイト日付および時刻の値を格納。年数として指定できる値の範囲は100〜9999
Date
日付型
浮動小数点数の変数。西暦100年1月1日〜西暦9999年12月31日の範囲の日付と、0:00:00〜23:59:59の範囲の時刻を表すことができる。
Currency
通貨型
8 バイト小数点以下1桁から4桁までのデータを含む、数値計算で使用される通貨の値および数値データを格納。小数点以上が15桁、以下は4桁の精度。
Yes/No
Yes/No型
2バイトYes/No、True/False、またはOn/Offの、2つの値のうちの1つを格納。
Boolean
ブール型
格納できる値は、真(True)または偽(False)のみ。他の数値型をブール型の値に変換すると、0は偽(False) になり、0以外の値はすべて真(True)
OLE Object OLE
オブジェクト型
1GB以内 (利用できるディスク容量に依存する)Accessテーブルでリンクまたは埋め込み(挿入)されているオブジェクト(Excelワークシート、Word文書、グラフィックス、音声、その他のバイナリ データ)を格納。
AutoNumber
オートナンバー型
4 バイト。(レプリケーションID=16バイト)テーブルに新しくレコードが追加されるたびに割り当てられる固有のシーケンシャル (1単位のインクリメント) 番号、または乱数を格納さ。更新することはできない。
Variant
バリアント型
宣言されていないものに割り当てられる特殊なデータ型で、固定長の文字列型(String)データとユーザー定義型を除く、あらゆる種類のデータを格納。また、特殊な値Empty値、Null値、およびエラー値やNothingなども格納可能。
Object
オブジェクト型
4バイトオブジェクトを参照するためのアドレスを格納。
ユーザー定義 Typeステートメントを使って、異なるデータ型を組み合わせた独自のデータ型を作成できる。ユーザー定義型には1つまたは複数のデータ型の要素、配列、または事前に定義したユーザー定義型を格納することができる。Type MyType MyName As String ' 文字列型変数に名前を格納します。 MyBirthDate As Date   ' 日付型変数に生年月日を格納します。 MySex As Integer ' 整数型変数 に性別 (0が女性で、1が男性) を格納します。End Type
Hyperlink
ハイパーリンク型
テキスト、またはテキストおよびテキストとして格納される数値の組み合わせで、ハイパーリンクアドレスとして使用される。ハイパーリンクアドレスには、次の4つの部分がある。 ・"表示テキスト" - フィールドまたはコントロールに表示されるテキスト。・"アドレス" - ファイル (UNC (汎用名前付け規則)) またはページ(URL)へのパス。・"サブアドレス" - ファイルまたはページ内の位置。・"ポップヒント" - ツールヒントとして表示されるテキスト。
それぞれ2048 文字まで指定できる。
Lookup Wizard
ルックアップ
ウィザード
リスト ボックスまたはコンボ ボックスを使って、ほかのテーブルから、または値の一覧から値を選択できるようにするフィールドを作成する。ウィザード内で選択された値に基づいて、データ型が設定される。
ルックアップを実行するために使われる主キーフィールドと同じサイズで、通常は 4 バイト。